リフォーム工事 外壁の張替えについて

   

こんにちは、SSdesignの金子です。

今回は外壁工事についてリポートしたいと思います。

外壁といっても種類もいろいろ、大きく分けると下記のような5種類程度に分けられます。

①左官系(塗りや吹付等いろいろ)②窯業系サイディング材 ③金属製板材 ④タイル貼 や石貼り ⑤木板張り

それぞれの話をするとながーーーくなってしまうので、今回はご説明については割愛。

  

リフォーム工事させて頂いたM様邸、外壁の工事は現在深刻な雨漏りやクラックがあったからではなく外観イメージの変更が1番の目的だったかと思います。

なので1面のみ上張りで金属製板材でご変更。サッシや物入が変わった部分もありますが印象が大きく変わりました。

    

そんな工事前と工事後がこちら↓

  

今回使用した外壁材、表面は金属で中には断熱にも使用されるスタイロが挟まっている仕様です。

メリットはリフォームでは大事な「軽い」という点。リフォームでは構造から変えるわけではない限りはやはり軽い素材というのは重要です。

新築で建てる場合は構造計算で安全に建てられますが、リフォームでは構造がどうなっているか見えない部分については予想して工事するので軽いことは重要です。

ちなみに新築する場合でも軽い素材というのは構造的に建物への負担が少なくなるのでメリットかと思います。

また中にスタイロがはいっているので断熱・遮音性能がアップします。

お客様からも窓を変えたので静かになった!とお声頂きましたが、外壁を1枚張った影響も大きかったなと後から思っています。

      

  

左官壁のおうちですでにクラックなどが出ている場合は左官を補修して塗膜コーティングするよりも、このような外壁材を上張りすることのほうがその後のメンテナンス等で有利になる点もメリットかと思います。

M様邸のように大幅なイメージチェンジも可能という部分でリフォームでは使いやすい外壁材かと思います。

  

デメリットはやはり補修+塗装と比べるとコストが大きくかかってくる点。

長く使い続ける住まいならばコストをかける価値はあると思いますが、別荘など使い方によっては費用のが大きいケースもあるかと思います。

また作られた色・柄なのでそのあたりのデザイン性面ではリアルウッド調を求める方などからはご不評かなと思います。

そのあたりはサイディングのほうが現在リアルウッドによく似た外壁材があります。

外壁リフォームもそれぞれの考え方に沿って、種類をセレクト頂けると良いのかと思います。

 ご相談・お問い合わせは contact よりお気軽にご相談ください。 

以上 SSdesignの金子でした